2019年12月31日
検証→「2019年の株式相場予想」
2019年の東京株式市場、昨日12/30に大納会を迎えました。
大納会の終値は、23656円62銭。
昨年末より18%超の上昇。
年末終値としては1990年以来、29年ぶりの高値となりました。
日本以外の世界市場でも株価が上昇。
世界の株式時価総額は86兆ドル(約9400兆円)と
過去最大に膨らみました。
株だけでなく、債券・原油・金なども上昇。
昨年とは正反対の動きとなりました。
年のはじめの予想はコレでしたが、、
日経平均株価の、
高値予想は21500円(10月)⇒結果は24091円(12月)
安値予想は17900円(2月)⇒結果は19241円(1月)(ともにザラ場ベース値)
今年も大ハズレとなってしまいました(^^;。
1月の大発会の日に最安値を付け、それから上げ下げ繰り返して
12月の半ばに最高値をつけました。
年初に株を買って持ち続けた人は、大きな利益を得た人多いことでしょう。
今年は「経営者の皆さんの予想」が当たりましたね、さすがでした!
今年の相場を、「米国の株価と景気と政治に振り回される調整局面相場」
と表現してましたが、
米国トランプ大統領に振り回されるというところだけ今年唯一当たったところかな、。
今年の相場は、トランプ大統領が一人で動かした、と言っても過言ではないくらいです。
予想した有望業種等では、
「働き方改革関連」では、オービックやUTグループなど、
その分野に位置づけられる銘柄群は総じてしっかりだったかと思います。
「昨年末までに大きく売り込まれた銘柄」では、いわゆる大型株の上昇が目立ちました。
市場関係者の皆さん、 一年間ご苦労様でした。
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この株式相場予想、2009年から今年で11回やりましたが、
ホントに当たらないので(笑)、今年で最後にしたいと思います。
誰も読んでる人いなかったとは思いますが、
もし読んでくれてた人いたとしたら、、外してばかりでスミマセンでした(^^;。
来年以降日本の株式が上昇するには、
日本の個人が資産形成の一つとして株をもっと買うことが大事だと思います。
以上、最後の検証のお時間でした!
2019年01月03日
2019年の株式相場予想
2019年の日本の株式市場、明日4日に大発会からスタートします。
年初の相場予想、、どうせ当たらないので昨年でやめよかなと思いましたが、
とりあえず、軽めにちょこっとだけやってみます(笑)
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日経新聞1月1日付けの、毎年恒例の「経営者20人に聞く株式相場見通し」によると、
高値予想は平均で、23925円。
安値予想平均は、19110円。
高値を付ける時期は「5~6月」。
安値を付ける時期は年初の「1~3月」。
以上のような結果がでています。
私の「予想」は、、、
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今年の相場を一言で表現すると、
「米国の株価と景気と政治に振り回される調整局面相場」
日本の景気自体は決して悪くないが、世界の景気を大きく左右する米国の景気、
それに影響を受ける米国相場、そして今世界が注目しているトランプ大統領の言動や手腕に、
昨年に引き続き今年も大きく振り回される一年になる、。
年末にかけて大きく下落した2018年に引き続いての今年の相場、大発会から下落基調で始まりそうです。
私の相場予想としては、
高値は21500円 10月
安値は17900円 2月
大きく上げる時期もあると思いますが、年間としては下落基調の一年を予想します。
有望業種は、かなり不透明ですが、
今年も人材サービス等の「働き方改革関連」あたりかな、。
それと、業種を問わず業績等は悪くないのに外国投資家から昨年末までに大きく売り込まれた銘柄。
そんなところかな、、。
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以上、2019年の株式相場予想でした。
では年末の「検証のお時間」でお会いましょう(やるかどうかわかりませんが:笑)
2018年12月29日
検証→「2018年の株式相場予想」
「ぼろぼろで何も言えねぇ、、」
2018年の東京株式市場、昨日12/28大納会を迎えました。
大納会の終値は、20014円77銭。
冒頭の言葉通りの心境ですが、、
今年は、海外情勢に翻弄されまくった一年でした。
10月に27年ぶりの高値をつけましたが、
それ以外は、悪い方の記録ずくめの年となりました。
年末株価 7年ぶり下落。
PBRが1倍割れ。6年ぶりの低水準に(12/25)。
外国人投資家の売越額5.6兆円(ブラックマンデーがあった年以来31年ぶりの大きさ)。
戦後以降、戌年の下落は48年ぶり2度目。
1日1000円超下落が2度(28年ぶり)。
株だけでなく、債券・原油・不動産投信(REIT)などからも資金が流失。
「勝者なき1年」でした、、トホホ。
年のはじめの予想はコレでしたが、、
検証どころではないですね(笑)
日経平均株価の、
高値予想は25200円(3月)⇒結果は24448円(10月)
安値予想は21400円(6月)⇒結果は18948円(12月)(ともにザラ場ベース値)
最安値、それも大きな下落が12月に来るとは予想だにしなかったですし、
10/2の最高値から12/26の最安値まで、わずか3カ月弱で5500円(22%)の下落は驚愕です。
上がるときはジワジワと、、下がるときはズドーン!、はいつものことではありますが、。
今年の相場を、「世界同時好況下、急落含みの脱デフレ相場」
と表現してましたが、
米中貿易戦争や世界景気の後退懸念が頭を大きくもたげ、
この一年で市場が一変しました。
予想した有望業種等は、目も当てられません(苦笑)
唯一当たってしまったのは、
1987年のブラックマンデー級の暴落があるかも、と予想してましたが、
12月末のクリスマス暴落は、まさにそんな感じでした。
来年の相場に不安と不透明感が増すばかりです。
市場関係者の皆さん、 ホントーに大変な一年間ご苦労様でした。
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この株式相場予想、、2009年から今年までで10回やりました。
私がこだわってる「10」をむかえたので、今回で一旦終了しようかな、どうしようかな、。
10年10回やって、予想が当たらないのがよくわかったし(笑)
ま、年明けて気が向いたらすることにします((笑)
以上、検証のお時間でした!
2018年01月07日
2018年の株式相場予想
2018年の日本の株式市場、
4日の大発会に741円上昇し好スタートを切り、
翌5日も続伸し上げ幅は合計で949円に達しました。
今年の相場展望、、、世界経済の成長持続や国内の需要回復を追い風に、
底堅い適温相場が続くとの見方が大勢を占めているようです。
そんな強気ムードで発進した今年の市場、今回も相場予想やってみます!
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日経新聞1月1日付けの、毎年恒例の「経営者20人に聞く株式相場見通し」によると、
高値予想は平均で、25440円。
安値予想平均は、21240円。
高値を付ける時期は年後半が多く、月としては「11~12月」。
安値を付ける時期は大半が「1~2月」。
以上のような結果がでています。
私の「予想」は、、、
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今年の相場を一言で表現すると、
「世界同時好況下、急落含みの脱デフレ相場」
まれにみる好調な世界経済を背景に、長期デフレに苦しんでいた日本経済にもようやくインフレの足音が。
それに合わせて日本市場もインフレに敏感な株が買われるが、海外要因に伴い大きな下落も起こる一年になる。
以上をもとに、相場予想としては、
高値は25200円 3月
安値は21400円 6月
時期は違いますが、高安の値は経営者20人の平均とほぼ同じとなりました。
大きく上げた大発会からの流れが続き、3月頃まで一気に上昇し高値をつける。
しかし、勢いは冬季オリンピック・パラリンピックが終了する頃に弱まりはじめ、
その後、海外の突発的な要因(北朝鮮や中東、トランプ問題、中国減速、ヨーロッパ政情不安、等)により急落、
そして市場不安定な中、6月に安値をつける。
その後、海外情勢が落ち着きを取り戻した頃から、ファンダメンタル自体は良好な日本株を、
海外投資家や日本の個人投資家が買い越しし、年末にかけて上昇。
3月つけた高値近辺まで戻し、7年連続の上昇となる。
以上のような展開を予想します。
有望業種、、
今年こそ!「金融」、特にメガバンク株が大きく値を上げると予想します。
その他としては、働き方改革、賃上げが浸透し、それによる余暇を自分に使う
「自分時間銘柄」(旅行・趣味・自己投資・家事・育児、等)(どんな銘柄があるかな?:笑)
そして指数的は、今年は中小型株よりも主力大型株が上昇率で優位に立つように思います。
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以上、2018年の株式相場予想でした。
戌(いぬ)年の相場格言は「戌笑う」。
はたしてどうなることでしょうか、、。
個人的には、今年の相場は1987年の動きに似るのではと思っています。
私がまだ証券マンだった1987年、世界的に株価が上昇してる時に突然、
米国市場で今ではブラックマンデーと呼ばれている大暴落が起き、日本市場も急落。
いったいどうなるんだろうと息をのんで市場を見ていましたが、バブル経済の中じわじわと上昇。
(その後日本株は1989年の史上最高値まで駆け上がることになりますが、。)
その時と似たような動きをする一年になるような気がしています。
では年末の「検証のお時間」でお会いましょう!!
2017年12月30日
検証→「2017年の株式相場予想」
「まあほんとによう上がったもんやね、、」
2017年の東京株式市場、昨日大納会を迎えました。
大納会の終値は、22764円94銭。
冒頭の言葉通り、
今年の相場は大きな下げを経験することなくじわじわと高値を追い、
終わってみれば記録ずくめの一年となりました。
日経平均株価は、10月に過去最長の16連騰。
年末終値としては26年ぶりに高値を更新。
年間では3650円高と6年連続の上昇。
株高は日本だけでなく、世界30ヵ国以上の株価指数が最高値を更新。
債券や原油、金も同時に買われました。
それでは年の初めにした相場予想を検証してみましょう、。
年のはじめの予想はコレ(クリック!)でした。
日経平均株価の、
高値予想は22500円(4月)⇒結果は23382円(11月)
安値予想は17000円(9月)⇒結果は18224円(4月)(ともにザラ場ベース値)
高値と安値の時期がほぼ逆だし、株価は高安ともに1000円ほど上の値、。
やっぱり、今年もハズレです(笑)。
今年の相場を、「トランポノミクスと為替に右往左往する、直線的乱高下相場」
と表現してました。
トランプ大統領の発言に世界が動揺したのはその通りですが、株価はいたって堅調に推移。
直線的というより、じわじわ型の一年でしたね。
年後半からは為替にほとんど反応しなくなりました。
ある意味、めずらしい動きをした一年だったと思います。
予想した有望業種は、
「金融」「機械」「サービス業(企業コンサル・人材サービス)」「コト消費関連」
そして、
増配や自社株買いなどの株主還元策を積極的に行う企業
としていました。
結果としては、、、
「金融」は、メガ銀行等の上昇率は市場平均より下でハズレ。
「機械」は、ダイフクやアマノなど生産性向上に貢献する銘柄が大きく買われました。
「サービス業」、、、人出不足後継者不足等、人材サービス業に注目してましたが、
フルキャストやUTグループなど2~3倍に化けました。
「コト消費関連」は、代表的なオリエンタルランドや任天堂など値を飛ばしましたが、
かなり幅広いので、まちまちといったところでしょうか。
「株主還元策を積極的に行う企業」は、今年多くの企業が取り組みましたので
計測むずかしいですが、総じて堅調だったと思います。
まあこれだけ全体的に大きく上げたので、ハズレるほうがダメですね(笑)。
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87年のブラックマンデー、97年のアジア通貨危機、07年の米サブプライムローン問題と、
「西暦末尾が7の年は金融危機が起こりやすい」という懸念は杞憂に終わってよかったです。
今年の株髙は、世界同時好況と低金利の併存がそうさせたと思われますが、
「マネーのうたげ」を支えたのは、世界の中央銀行の金融緩和でした。
米国をはじめ金利が上がり始めた今、来年の市場はリスクに敏感な年になりそうです。
市場関係者の皆さん、 一年間ご苦労様でした。
以上、検証のお時間でした!
2017年01月05日
2017年の株式相場予想
2017年の日本の株式市場、
昨日の大発会は、昨年の大幅下落と打って変わり日経平均は479円の大幅の上げ、
4年ぶりの上昇、しかも昨年来高値を更新し明るい幕開けとなりました。
今年の相場展望、、ほぼすべての専門家が口にしてるのは、「トランプ氏次第」。
要は、予測不能と言ってるようなものですね(笑)。
予測不能なのはわかっていますが、
この相場予想、毎年の恒例(笑)なのでとりあえず予想してみます!
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日経新聞1月1日付けの、毎年恒例の「経営者20人に聞く株式相場見通し」によると、
高値予想は平均で、21750円。
安値予想平均は、17450円。
高値を付ける時期は年後半が多く、月としては「12月」の回答が最多。
安値を付ける時期は年前半との見方が強く、月としては「2月」と「5月」をあげる人が多い。
以上のような結果がでています。
私の「予想」は、、、
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今年の相場を一言で表現すると、
「トランポノミクスと為替に右往左往する、直線的乱高下相場」
そのまんま感ありありですが(笑)、やはりこんなところでしょうか。
大統領就任後のトランプ氏の動向により世界が動揺し、それに合わせて為替も大きく変動。
株価も一日で1,000円近く動いたりと、上昇も下落も直線的に乱高下するような相場展開を想定します。
以上をもとに、相場予想としては、
高値は22500円 4月
安値は17000円 9月
トランプ氏の1月20日の大統領就任後が不安視されていたが、
そのタイミングでトランプ大統領がサプライズな政策を発表。
それを好感し「トランプ相場」が再点火。
円安による日本企業の業績の上方修正期待も相まって、
春先にかけ大きく上昇、4月に高値をつける。
その後、米国と中国の関係が悪化、世界経済に混乱をもたらす。
さらに、大型選挙が予定されるフランスやドイツなどで反EU勢力が拡大、
夏から秋にかけ、大きく下落。 9月に安値をつける。
その後、各国による金融政策等で落ち着きを取り戻し、
年末は2万円台をキープして終了。6年連続の上昇となる。
以上、
「申酉騒ぐ」の格言通り今年も上下に大きく動き、昨年以上に振れ幅の大きな相場になる。
そんな展開を予想します。
有望業種は、
「金融」「機械」「サービス業(企業コンサル・人材サービス)」「コト消費関連」
辺りでしょうか、、。
そして今年も、、
増配や自社株買いなどの株主還元策を積極的に行う企業が、
やっぱり一番かもですね。
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以上、2017年の株式相場予想でした。
87年のブラックマンデーや97年のアジア通貨危機など、
「西暦末尾が7の年は金融危機が起こりやすい」、、なんて声もありますが、
酉年の相場は過去4連勝でもあるようです。
乱高下が予想される一年ではありますが、せめて年間通じてはプラスで終わってほしいものですね。
では年末の「検証のお時間」でお会いましょう!!
2016年12月30日
検証→「2016年の株式相場予想」
2016年の東京株式市場、本日で大納会を迎えました。
予想の検証、、今年はしたくなかった(笑)ですが、ケジメはつけないといけないので振り返ってみます。
年のはじめの予想はコレ(クリック!)でした。
日経平均株価の、
高値予想は20500円(4月)⇒結果は19592円(12月)
安値予想は17500円(10月)⇒結果は14865円(2月)
、、、何も言えない大外れとなりました(^^;(みんな同じだとは思いますが:笑)
特に安値がここまで下がるとは予想圏外でしたね、。
年初の大発会から史上初の6日続落に始まり、約1か月で2割強の暴落。
その後も6月に英国EU離脱決定を受け再び大きく下げ、そして
トランプ大統領の誕生で大乱高下後上昇相場になり、、年初とほぼ同じ水準に回復。
以上のように、今年の相場はまさに下方に「行って来い」の展開になりましたが、
日経平均株価としてはギリギリでバブル崩壊後最長となる5年連続の上昇となりました。
大納会日経平均終値19114円37銭(昨年末比80円66銭高)
今年の相場を、「為替・金利と世界情勢に翻弄される不安定相場」
と表現してましたが、その通りになりました。
日本は政治も経済も比較的安定してたのに、
英国のEU離脱決定や米国次期大統領にトランプ氏が選出されるなど、
大方の事前予想を裏切る海外情勢の大変化、
そしてそれに伴う「円」の乱高下に市場が振り回されっぱなしの一年でした。
値を上げそうな企業、、、予想は、、
・増配や自社株買いなどの株主還元策を積極的に行う企業。
・経験豊富な外資を受け入れ、新たな成長の機会を掴もうとする、対日M&A企業。
・AI、自動運転、ロボット、ドローンなどのいわゆるIoT関連企業。
・継続する原油安の恩恵を受ける企業群。
有望業種は、「化学」「小売り」「IoT関連」
そして大穴は、現在売買単位が1000株のままの企業。
としていました。
結果としては、、、
・株主還元策を行った企業は今年も多かったですね。
そういった企業は株価も堅調だったと思います。
(無配ながら、株主還元策として自己株式を消却したUTグループ(2146)は株価2倍に。)
(2月に自社株買いを発表したソフトバンク(9984)は4千円台から高値8千円台まで上昇。)
・対日M&A、、、年末の日立工機(6581)が象徴的でした(約2倍に)。
・IoT関連企業、、は幅が広くてなんともわかりません(笑)が、AI関連のメタップス(6172)などは
ずいぶんと乱高下しました。
・原油安恩恵銘柄、、、原油価格は年初から年末にかけて上昇したので、そもそもハズレ!です(笑)
・大穴としてた売買単位変更(1000→100株)は総じて堅調だったかと、、
(スクリーンHD(7735)1.6倍、三菱電機(6503)1.3倍)
数が多かったので後からゆっくり調べなきゃですね、。
今年は「まさか」だらけの一年でしたね。
市場関係者の皆さん、さぞお疲れのことでしょう、、一年間ご苦労様でした。
以上、検証のお時間でした!
2016年01月05日
2016年の株式相場予想
2016年の日本の株式市場、
昨日の大発会から二日間で659円下落、、まさに波乱の幕開けとなりました。
皆さんが言ってるように、
今年の相場はここ数年の中でもっとも読みづらいですが、、
毎年の恒例なので、予想してみますね、。
当たらなさそう、、(笑)
******************************************
日経新聞1月1日付けの、毎年恒例の「経営者20人に聞く株式相場見通し」によると、
高値予想は平均で、22300円。
安値予想平均は、18000円。
高値を付ける時期は年後半の「11~12月」の回答が多く、
安値を付ける時期は「1~3月」の年前半が多い。
以上のような結果がでています。
しかし、今年は高値安値をつける時期にばらつきがみられ、
今年の予想のしづらさを反映してるようですね。
で、
私の「予想」は、、、
*********************************
今年の相場を一言で表現すると、
「為替・金利と世界情勢に翻弄される不安定相場」
今年初日の大発会も、中国景気や中東情勢に揺さぶられたように、
今の市場は日本国一国だけで考えることはできず、常に世界市況をウオッチしながら
取引しなければなりません。
今年は米国金利や新興国経済、地政学リスクなどいつにも増して不透明要因が多いです。
その意味で、今年はそのような「外部環境」に振り回される一年になると考えます。
以上をもとに、相場予想としては、
高値は20500円 4月
安値は17500円 10月
年初は下げたものの、円安や原油安を背景とした堅調な企業業績と
参院選前の景気対策期待で4月後半まで上昇。
その後、中国景気不安、原油低迷による資源国の信用不安、円安効果一巡で
企業業績の伸び悩みなどにより下落。
10月に安値をつけた後、米国大統領選など外部の明るい材料にも助けられ少し戻し、
年末は18000円台で終了。年間としてはマイナスとなる。
昨年の高値も抜かず安値も割らない、狭いレンジ(上下3000円)の中での動きに終始する。
そんな展開を予想します。
値を上げそうな企業は、、
・増配や自社株買いなどの株主還元策を積極的に行う企業。
・経験豊富な外資を受け入れ、新たな成長の機会を掴もうとする、対日M&A企業。
・AI、自動運転、ロボット、ドローンなどのいわゆるIoT関連企業。
・継続する原油安の恩恵を受ける企業群。
有望業種は、「化学」「小売り」「IoT関連」
といったところでしょうか、。
そして大穴は!、、、
現在売買単位が1000株のままの企業。
証券取引所では、投資家が売買しやすくなるように株式の売買単位を100株に統一しようとしています。
その移行期限は2018年10月。 しかしまだ全体の27%の企業が1000単位のままです。
その企業が売買単位を100株に変更したら流動性が高まり、株価も上昇、、かも!?
皆さん、売買単位1000株銘柄を探してみましょう!(笑)
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以上、2016年の株式相場予想でした!
「申(さる)年は騒ぐ」との相場格言がありますが、さてどうなりますか、、。
予想が外れて株価がもっと上がる方がホントはうれしいですが(笑)
では年末の「検証のお時間」でお会いましょう!!
2015年12月31日
検証→「2015年の株式相場予想」
今年はブログほとんどアップしていませんが、
毎年恒例にしてる「株式相場の予想」のケジメはちゃんとつけとかないと(笑)、ということで、
今年も結果がでましたので検証しますね。
年のはじめの予想はコレ(クリック!)でした。
日経平均株価の、
高値予想は20900円(12月)⇒結果は20952円(6月)
安値予想は16900円(1月)⇒結果は16592円(1月)
1月安値はほぼ当たりましたね!
高値予想も20900円台はピタリ!でしたが、時期は半年ズレちゃいました。
今年の株価は、欧州の金融緩和や円安を追い風に年初からじりじりと上昇し、
4月には15年ぶりに2万円の大台に乗せたました。
そして6月にはITバブル期の2000年の高値を上回る20952円まで上昇。
しかし、8月以降中国経済の減速(チャイナショック)や米利上げへの警戒感、
さらには原油安も相まって株価が急落。9月下旬に17000円を割り込みました。
その後、11月の日本郵政グループ3社の株式上場を契機に上昇し、再び2万円台を回復。
12月に行われた米国9年ぶりの利上げをどうにかこなし、19000円台で大納会を迎え、
12年の23%高、13年の56%高、14年の7%高に続き今年も9%高と、
為替とともに4年連続の株高・円安となりました。
今年の相場を、「為替と世界情勢をにらみながらの官製相場の継続」
と表現してましたが、
予想通り株価は為替にほぼ連動。そしてチャイナショックや米利上げに大いに揺さぶられました。
そんな中、株価を下値で支えたのは日銀のETF買い入れなどの公的資金だったと思います。
今年相場の特徴の予想を、、、
・昨年の流れを引き継ぎ、アベノミクス関連などの昨年人気だった銘柄が今年も値を上げる。
・増配や自社株買いなど株主への利益配分が手厚い銘柄に外国人買いが入る。
・NISAにより流入する個人が好む高配当銘柄、株主優待銘柄が人気を博す。
・訪日外国人の増加や2020年東京オリンピックなどの、いわゆるインバウンド関連銘柄が値を飛ばす。
有望業種をしいて言えば、、
「機械」「化学」「その他製造」「インフラ関連」
としていました。
こちらは当たりはずれありましたが、
インバウンド関連が予想以上に業績も株価も上がったことと、
日本郵政グループ3社の株式上場後の株価上昇は予想外でした(笑)。
さて来年はどんな相場になることでしょう、、これ考えてたらあっという間に年越しそうです(笑)
以上、検証のお時間でした。
市場関係者の皆さん、一年間お疲れさまでした!
2015年04月10日
15年ぶりの2万円台
今日の東京株式市場で、日経平均株価が一時2万円の大台を回復。
2000年4月以来、実に15年ぶり、、。
弊社で行ってる 「ibb fukuoka project」構想をスタートした頃です。
このまま一本調子で上昇するとは思いません。
が、
株価はその国の国力の大きな指標です。
ゆるやかに、上昇を続けてほしいものです。
2万円といっても、1989年末の史上最高値(38957円)からはようやく50%を超えたところです。
これからも株価を上げていくためには、国民の力で国力をアップしていくとが大事ですね。
2015年04月01日
2015年4月1日
今日は4月1日。
新社会人のスタートの日ですね。
29年前(^^;)、、自分の時のその日のことは、やっぱりよく覚えています。
でも、そんなに世の中のこと深くは考えていなかったかな、、
この齢になってようやく視えてくるものが多々あるように感じられます。
本日の新聞に、心に滲みる言葉が載ってたので、アップしておきますね。
*********
久しぶりのブログアップ、、、もう少しマメにやらなきゃですね、、^^;。
新社会人のスタートの日ですね。
29年前(^^;)、、自分の時のその日のことは、やっぱりよく覚えています。
でも、そんなに世の中のこと深くは考えていなかったかな、、
この齢になってようやく視えてくるものが多々あるように感じられます。
本日の新聞に、心に滲みる言葉が載ってたので、アップしておきますね。
*********
久しぶりのブログアップ、、、もう少しマメにやらなきゃですね、、^^;。
2015年01月05日
2015年の株式相場予想
昨年まで3年連続の上昇となりました日本の株式市場、今年は本日5日が大発会。
日経平均42円安でスタートしました。
さ~て、
毎年やってるその年の株式相場予想、今年もトライしてみます!
******************************************
日経新聞1月3日付けの、毎年恒例の「経営者20人に聞く株式相場見通し」によると、
高値予想は平均で、20550円。
安値予想平均は、16550円。
高値を付ける時期は年後半の「10~12月」の回答が多く、
安値を付ける時期は「1~3月」の年前半が多い。
以上のような結果がでています。
やはり今年も年後半の株高を予想してるようです。
で、
私の「予想」は、、、
*********************************
今年の相場を一言で表現すると、
「為替と世界情勢をにらみながらの官製相場の継続」
今年も、米国の利上げ等による為替相場の動向が株式市場に一番影響を与えることでしょう。
そして、原油相場や欧州・中国など、懸念されるのは世界情勢ですね。
もし、
それらの外部要因が平穏だとしたら、、
今年は官主導によるちょっとしたミニバブル相場になりそうに思います。
物価の上昇を目標にしてる日銀が、目標実現に向けて追加緩和をすることだろうし、
日本株の資産配分比率を上げる年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)や
年3兆円規模で上場投資信託(ETF)を購入する日銀などが
下値を支えてくれるという安心感から、
個人投資家などが思った以上に参戦してくるのでは、
と予想しています、、小額投資非課税制度(NISA)もありますしね。
以上をもとに、相場予想としては、
高値は20900円 12月
安値は16900円 1月
昨年末の上昇の一服感から、年明けから1月前半は下げるが、
そこから4月後半まで上昇。
米国の利上げ時期が判明しそうな夏ごろから下落し秋口までもたついた後、
日銀の規制緩和等をきっかけに再び上昇局面に入り、12月初旬に2万円台に乗せる。
そんな展開を予想します。
特徴としては、
・昨年の流れを引き継ぎ、アベノミクス関連などの昨年人気だった銘柄が今年も値を上げる。
・増配や自社株買いなど株主への利益配分が手厚い銘柄に外国人買いが入る。
・NISAにより流入する個人が好む高配当銘柄、株主優待銘柄が人気を博す。
・訪日外国人の増加や2020年東京オリンピックなどの、いわゆるインバウンド関連銘柄が値を飛ばす。
など、人気銘柄の顔触れは昨年とあまり変わらないのではと思っています。
有望業種、、昨年同様今年も同じ業種でも銘柄によって優勝劣敗がはっきりしそうです。
それでもあえて業種をチョイスするとしたら、
「機械」「化学」「その他製造」「インフラ関連」
といったところでしょうか、。
例によって、
個別銘柄は自己判断でヨロシクお願いしますね。
でも、、聞きたい人は個別相談ね(笑)。
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以上、2015年の株式相場予想でした。
では年末の「検証のお時間」でお会いましょう!!
2014年12月31日
検証→「2014年の株式相場予想」
毎年恒例にしてる株式相場の予想!
今年の取引も昨日30日に大納会を迎え、結果がでましたので検証しますね。
年のはじめの予想はコレでした。
日経平均株価の、
高値予想は18800円(4月)⇒結果は18030円(12月)
安値予想は15100円(11月)⇒結果は13885円(4月)
高値と安値をつけた時期が見事に逆の大外れ! 皆様ゴメンナサイ!(笑)
昨年末の高値引けから始まった今年の相場は、
年初から下落局面を迎え、海外情勢の混迷もあり4月に13000円台まで深押し。
その後、年後半から円安ドル高とともに上昇に転じ、
10月末の日銀の追加金融緩和により一気に18000円台までかけ上がりました。
12年の23%高、13年の56%高に続き、今年も7%高と3年連続の上昇となりました。
今年の相場を、「為替と景気をにらみつつ、先物と個人の拮抗(きっこう)相場」
と表現してましたが、
株式市場は今年も為替相場にほぼ連動。
それと今年は日銀の政策や公的年金の大量買いなど、「官製相場」の色濃い相場となりました。
この流れは来年も続きそうですね。
今年の相場の特徴の予想を、、、
・NISAにより流入する個人が好む高配当銘柄が、利回り是正するまで上昇する。
・同じくNISAにより、小額でも株主優待に手厚い銘柄が人気を博す。
・昨年日経平均上昇ととも買われた225銘柄よりも、個別の小型株の上昇率が高くなる。
・あらためて厳選された、2020年東京オリンピック関連銘柄が値を飛ばす。
有望業種を、、
「金融・証券」「小売り」「インフラ関連」
としていました。
こちらはまあまあ当たったかなと思いますが、
今年は、業種よりも企業の成長性や業績などによる銘柄の選別がよりはっきりでた一年でした。
上がる株はどんどん上がり、人気のない銘柄は低迷したまま、でしたね。
有望業種に「インフラ関連」をあげていましたが、
自分で思ってた以上に「建設株」が値を飛ばしました、、、失敗した~!(笑)
大納会は値を下げましたが、12月高値の年は気分がいいですね!
さあ来年はどんな相場になるかな、、初夢にでてきたら書き留めておきます(笑)
以上、検証のお時間でした。
市場関係者の皆さん、一年間お疲れさまでした!
2014年01月05日
2014年の株式相場予想
今年もやってまいりました、このコーナー(笑)!
今年の株式市場は、明日6日が大発会で取引開始しますが、
毎年やってるその年の株式相場予想に今年もトライします!
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昨年末は、最後に9連騰しその年の高値で終了しました。
それを引き継いでのスタートとなります。
日経新聞1月3日付けの、毎年恒例の「経営者20人に聞く株式相場見通し」によると、
高値予想は平均で、18625円。
安値予想平均は、14465円。
高値を付ける時期は「11~12月」の回答が多く、
安値を付ける時期は、「6月」を中心に年前半~年央。
以上のような結果がでています。
年末高値の予想は、毎年必ずと言っていいくらいですが、
やはり今年もそういう結果がでています。
で、
私の「予想」は、、、
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今年の相場を一言で表現すると、
「為替と景気をにらみつつ、先物と個人の拮抗(きっこう)相場」
4月の消費税増税がどの程度景気に影響を及ぼすかが心配される中、
昨年来のアベノミクスと、今年1月から始まった小額投資非課税制度(NISA)により、
思った以上に個人の資金が市場に流入。
為替相場に左右されつつも、
先物を中心とする海外投資家や機関投資家に、
個人投資家が対抗する動きをみせる一年となる、、。
以上をもとに、相場予想としては、
高値は18800円 4月
安値は15100円 11月
昨年のアベノミクス相場の流れを引き継ぎ、年前半は商いをともなって上昇。
消費税が上がっても景気が腰折れにならなくてホッとした4月に、高値をつける。
その後、海外の情勢や米国が中間選挙などで株価が低迷するのに引きずられ日本の市場も低迷し、
来年2度目の消費税増税が気にされだす11月に、安値をつける。
そして再び年後半には徐々に持ち直していく、、。
そんな展開を予想します。
特徴としては、
・NISAにより流入する個人が好む高配当銘柄が、利回り是正するまで上昇する。
・同じくNISAにより、小額でも株主優待に手厚い銘柄が人気を博す。
・昨年日経平均上昇ととも買われた225銘柄よりも、個別の小型株の上昇率が高くなる。
・あらためて厳選された、2020年東京オリンピック関連銘柄が値を飛ばす。
有望業種、、、、今年はかなり読みづらいですが、
「金融・証券」「小売り」「インフラ関連」
といったところでしょうか、。
例によって、
個別銘柄は自己判断でヨロシクお願いしますね。
でも、、聞きたい人は個別相談ということで(笑)。
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以上、2014年の株式相場予想でした。
では年末の「検証のお時間」でお会いましょう!!
2013年12月30日
検証→「2013年の株式相場予想」
毎年恒例にしてる株式相場の予想!
今年の取引も30日に大納会を迎え、結果がでましたので検証しますね。
年のはじめの予想はコレでした。
日経平均株価の、
高値予想は12400円(5月)⇒結果は16291円(12月)
安値予想は9900円(10月)⇒結果は10398円(1月)
今年はうれしい大外れ(笑)!
二年連続の高値引けとなりましたが、
昨年の23%上昇に続き、今年もナント! 56%の上昇。
あの80年代後半のバブル期でも88年40%、89年29%だったので、
この二年間としてはその時をも凌ぐ上昇となりましたし、
単年度としては、41年ぶり戦後4番目の上昇率。
まさに記録ずくめの一年となりました。
今年の相場を、、「円高修正による主力株中心の金融相場」
と表現してましたが、
これはほぼその通りになりました。
株式市場は今年も為替相場に連動。
年間を通じ対ドル約18%円安が進行したことが株高につながりました。
外国人投資家の日本株買いも過去最高を記録したようです。
今年の相場の特徴の予想を、、、
・外国人が好む日本を代表するような、いわゆる「主力株」が強い。
・円高が修正され、景気の上向き感が出てきて、「景気敏感株」が上昇。
・小型株よりも、日経平均に採用されてる225銘柄の上昇率が高くなる。
有望業種の予想を、、、
・「金融・証券」「不動産」、そして大きく売り込まれた「電機株」の上昇。
と、してましたが、
ほとんどの業種で上昇したので、計測不能なくらいです(笑)。
今年はいわゆる、「アベノミクス効果」がはっきり表れた結果となりましたね。
この十数年の鬱積が一気に爆発したような相場展開だったように感じた一年でした。
毎年今年のような明るい年の瀬を迎えられるといいのですが、
そう上手くいかないところが相場の面白いところでもあります。
来年がどうなるか楽しみですね。
市場関係者の皆さん、一年間お疲れさまでした!
2013年03月30日
シェール革命元年
「今度もまたアメリカなのか!」
そう叫びたくなるような革命が起きている。
「シェール革命」
連日ニュースや新聞紙上を賑わせ始めている。
インターネットに代表されるIT革命により、
米国が世界の大国として地位を確立したが、
エネルギー分野でも、また米国が世界をリードすることになるのか、。
米国がエネルギー大国として復権、
空前のシェール革命景気を米国にもたらすかもしれない。
米国株がここにきて史上最高値を更新しているのも、
これを先取りしてるともいえるだろう。
世界のエネルギー勢力地図が一気に塗り替わる可能性がでてきた。
中東産油国を含めた世界のエネルギー安全保障地図も大きく変わる気配が、。
IT革命で世界が大きく変わったように、
このシェール革命で、世界が大きく変わるかもしれない。
そういったことを、多くの日本国民が理解するという意味で、
今年は「シェール革命元年」といえそうだ。
ほんのすぐそこに、
そういった世界の大きなうねりが自分の周りにも影響を与えだすことを予測しながら、
自社の経営に取り組んでいきたいと思う。
日本も、「燃える氷」とも呼ばれてる「メタンハイドレード」開発で一矢を報いてほしいものだ。
2013年03月06日
NY株 史上最高値更新
ニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均が、
2007年10月以来5年5カ月ぶりに史上最高値を更新した。
3月5日の終値は、14253.77ドル。
リーマンショック後09年に6500ドルを割り込んだときは、
次に高値を更新するには10年以上かかるだろうと思っていたが、
わずか4年で高値更新。
株式市場は、その国の国力を示す代表的な指標。
金融緩和等の経済政策に支えられてる面はあるが、
これからも世界経済をリードしていこうとする、
米国のへこたれないバイタリティを感じます。
それにひきかえ日本の市場。
このところ活況になってるとはいえ、
最高値をつけた1989年から24年たった今でもまだ当時の1/3以下の水準。
ガンバレニッポン!
2013年01月05日
2013年の株式相場予想
日本の株式市場、1月4日から取引が開始されましたが、
いきなり日経平均が300円近くの上昇と、
昨年の年末に引き続き、活況を呈してのスタートとなりました。
さて今年の相場はどんな展開になるのでしょう、、、。
毎年やってる株式相場予想、今年もトライします!
日経新聞1月3日付けの、毎年恒例の「経営者20人に聞く株式相場見通し」によると、
高値予想は平均で、11825円。
安値予想平均は、9125円。
高値を付ける時期は「10~12月」の回答が多く、
安値を付ける時期は、「1~3月」が多い。
以上のような結果がでています。
年末高値の予想は、毎年必ずと言っていいくらい。
それだけ先のことはわからないということなのでしょう、。
で、
私の「予想」は、、、
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今年の相場を一言で表現すると、
「円高修正による主力株中心の金融相場」
ここ数年続いていた超円高が修正され、
日本人・外国人ともに日本株の比率を下げに下げてた投資家の日本株見直し買いが、
比率をある一定水準に戻すまで商いを伴いながら一年を通して続く、。
以上をもとに、相場予想としては、
高値は12400円 5月
安値は9900円 10月
大発会の高騰に象徴されるように、
年初から商いを伴いながら上昇を続け、新年度入り後GW過ぎに高値をつける。
その後、円高修正も一服し、参議院選挙を前に停滞がはじまり、
国際情勢の混迷も重なって下落し、10月に1万円を切る水準まで下げる。
そして再び年後半には持ち直していく、、。
そんな展開を予想します。
特徴としては、
・外国人が好む日本を代表するような、いわゆる「主力株」が強い。
・円高が修正され、景気の上向き感が出てきて、「景気敏感株」が上昇。
・小型株よりも、日経平均に採用されてる225銘柄の上昇率が高くなる。
有望業種としては、
「金融・証券」「不動産」、そして大きく売り込まれた「電機株」の上昇を予想します。
今の市場は、上昇したり下降したりが世界同時に起こります。
今年もそんな一年になることでしょう、、。
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以上、2013年の株式相場予想でした。
では年末の「検証のお時間」でお会いましょう!!
2012年12月30日
検証→「2012年の株式相場予想」
毎年恒例にしてる株式相場の予想!
今年の相場も28日に大納会を迎え、結果がでましたので検証しますね。
年のはじめの予想はコレでした。
日経平均株価の、
高値予想は10500円(7月)⇒結果は10395円(12月)
安値予想は8300円(1月)⇒結果は8295円(6月)
時期はズレましたが、株価は高値安値ともほぼ当たり! スゴイ!(自分で言ってますが:笑)
今年は、年頭初から3月末まで上昇したあと6月初めまで大幅に下落。
その後、11月半ばまでは小幅の上げ下げを繰り返すジリジリする相場でしたが、
解散風が吹いてから一転上昇に転じ、3月の高値も抜き、商いも伴っての年末高値で終了しました。
キレイなN字型を描き、年間で23%上昇しました。
今年の相場を、、「世界不況の中、為替に左右されながらも日本株の見直され相場」
と表現してましたが、
これもほぼその通りになりました!
為替相場(円高→株安、円安→株高)にほぼリンクして上下し、
世界株価指数が13%の上昇に対し、日経平均は23%上昇と世界を上回りました。
それもひとえに、円高などを理由に日本株を少なめに保有していた海外投資家が、
年後半の円安と同時に見直し買いを入れたからにほかなりません。
有望分野の予想も、
一昨年昨年と外しながらも、懲りずに有望分野にあげていた「金融・証券株」、今年は大上昇!
三菱UFJ銀行41%上昇、野村証券216%上昇。
ノンバンクのアイフルにいたっては、441%アップで、東証1部の年間上昇率1位!
今年はちょっと威張れる(笑)、結果となりました(^-^)!!
年末にかけての株高は、新政権への期待が大きすぎる感はありすが、
株が上がると、なんとなく景気がよくなったように感じるものです。
来年は株式上昇とともに、経済が明るい一年であってほしいものですね。
タグ :株式相場予想
2012年10月31日
大国の弱点?
アメリカで、ハリケーン「サンディ」が猛威をふるったようですね。
被害にあわれた方にお見舞い申し上げます。
サンディの影響で、
世界の証券市場の中心、ニューヨーク証券取引所が二日間も取引停止に追い込まれています。
天候が理由で二日続けて閉鎖されるのは、1888年以来120年以上ぶりとのこと。
そのほかにも、
交通は完全マヒ状態のようだし、大規模火災も発生、700万人以上に停電の影響がでてるようです。
テレビで状況を見るかぎり、
ハリケーンの規模は大きかったかもしれませんが、
強さは毎年日本にやってくる台風とあまりかわらないように感じました。
天下のニューヨークが、この程度でこんな事態になるのか、、、と感じたのは私だけでしょうか、、。
世界最強国アメリカの弱点は、
以外にも「老朽化したインフラ」なのかもしれませんね。