ibb fukuoka project = 輝きつづけるまち・福岡創造プロジェクト。  このプロジェクトでの出来事を中心に、仕事・オフタイム・時事・ボランティアでかかわっている 「アジア太平洋こども会議・イン福岡」(APCC)のことなど織り交ぜ、気楽にアップします。

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2008年08月20日

サブプライム危機 ~失われた何年?~




サブプライム危機から一年。 アメリカ発の金融危機が収束する気配はまだありません。

アメリカの株式指標、ニューヨーク・ダウ。 そしてアメリカ金融経済。

その動きをずっと見てきましたが、バブル崩壊時の日本の株価の動きならびに当時の日本の金融・経済の状態にそっくり、です。

日本のバブル崩壊時、日経平均株価は1989年末の最高値38915円から14年後の2003年の大底7603円まで、8割下げました。 (現在は13000円あたりをウロウロしています。)

金融機関は大打撃を受け、金融再編を余儀なくされました。産業界も大企業の倒産が相次ぎ、何が起きても不思議じゃないと思ったものです。




日本は「失われた10年とか15年」とか言われたが、

アメリカは、失われた何年になるのか、、。


NYダウ、昨年の最高値14198ドルから直近の安値10827ドルまで25%下げ、その後はかろうじて11000ドルを保ってますが、このままでは終わりそうにないですね。
3割下げで10000ドル割れ、半値で7100ドル。下げが小さかったとしても、一度は10000ドルを割る場面はあるのかな、、。

そして、ビッグな企業の倒産、、。



この世界的な不況から一番に抜け出すのはどこか?

中国?インド?イスラム金融?ヨーロッパ?、、やっぱり日本であってほしい。




日本のバブル崩壊時、アメリカの株式市場もつれ安しましたがいち早く下げ止まり、日本の下げが続く中、逆に上昇していきました。

そして、インターネットを世界にひろめ、ネット市場で世界を席巻。 その間、NYダウはなんと6倍になりました。



これからはある意味、日本にとってはチャンスの時。

アメリカ発の金融危機の中、日本がいかに早く立ち直り、世界の中で復権を果たせるかが重要です。

特に、サブプライムの影響が小さかった国内大手金融機関に頑張ってほしいですね。


  


Posted by 廣田 稔 at 17:35Comments(0)話題の広場