APCC(アジア太平洋こども会議・イン福岡)の2009年の派遣事業、
ミッションプロジェクト2009。
12月上旬、7ヵ国の中で今回初めて派遣する
カンボジア(プノンペン)の事前調査に、APCCスタッフとして倉重前副実行委員長とともに行ってきました。
大変遅くなりましたが、その時の報告をしますね。
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12月11日、福岡空港を出発。
経由地のタイ・バンコク空港へ。
当時、バンコクでは政治的内紛で空港が占拠される大騒動が起こったすぐあとでしたが、、、。
ご覧の通り、空港の構内はその気配は全くなし。
空港の外には出ていませんが、普段よりも増して閑散としているようでした。
現在、タイへの観光客は激減とのこと。
でも、行くなら人が少ない今がチャンスかもですね、円高ですしー(笑)。
夜に、カンボジア・プノンペンの国際空港に到着。
その国の治安のぐあいは、空港から一歩外に出たその場の雰囲気でおおよそ見当がつきます。
空港から出てくる私たちを見る「目」もそれほど鋭くなく、言い寄ってくる人もほとんどなし。
プノンペンは比較的治安は良さそうだと感じました。
まっすぐ、宿泊する「PRINCESS HOTEL」にチェックイン。 本番の時も使用予定のホテルです。
大きくはありませんが、落ち着いた雰囲気のホテルです。
翌朝、ホテルの前で撮影。 のんびりとした感じですね。
車は少なく、バイクと自転車がメインの乗り物のようです。
サドルやエンジンやマフラーなど、バイクの部品を売ってる店が町中にありました。
車に乗ってて感じることは、他のアジアの国々と違って、「クラクション」を鳴らさないこと(笑)。
昨年行った
インドでは、どの車もクラクション鳴らしっぱなしで、「そこのけそこのけ!」でしたが、
ここカンボジアは、スピードも出さず(道すいてるのに:笑)、安全運転でクラクションもならさない、、。
国民の人柄が推察できますね。
APCCのカンボジア窓口の教育省を訪問。 教育省のこども担当局のPhan局長らと面談。
(写真、旗が表裏逆でした、、ゴメンナサイ!)
会って一番に聞かれたのは、カンボジアの印象について、。
「思った以上に安全で、人が温かそうだ」と答えると、
Phan局長は、「カンボジアは、アジアで一番安全な国だ。でも知られていない。それをこれからもっとアピールしたい」と、力強く語っていました。
過去の暗い歴史から脱却し、国のイメージアップを図ることが、カンボジアの大きな課題のようです。
来春のこどたちの派遣について打ち合わせをしました。
ミッション受け入れは今回が初めてということもあり、こどたちが来るのを楽しみしてるようです。
すでに準備をはじめてるようで、しっかり歓迎してくれて深い交流ができそうです。
写真、一番右写ってる人は、2004年にシャペロン(引率者)として来福した、、、名前は何だっけ(笑)。
多くの観光客が訪れるトンレサップ川沿いの道で沿岸工事をやってましたが、日本の開発援助で行われてるようでした。
他にも、日本からは多くの援助が行われており、カンボジア国民の「日本」に対するイメージは悪くないようです。
ミッション事前調査を終え、せっかくカンボジアに来たので足をのばして、、
世界遺産「アンコール・ワット」を一目見ようと、アンコール遺跡のある町シュムリアップに行ってきました。
アンコール遺跡、想像以上でした!
左が
「アンコール・ワット」、右が
「アンコール・トム」。
エジプトのピラミッドを彷彿させる(行ったことはありませんが:笑)、膨大な石を積み上げ、その石に彫刻を施す。
日本では鎌倉時代にあたる時期に、よくこれだけのものを創造したものだと、、、
一見の価値ありです!
皆さんもぜひ行ってみてくださいね。
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カンボジアへの行ったのは今回が初めてでした。
行く前までは、「カンボジア」と聞くと、「地雷」などどちらかというと良いイメージはありませんでしたが、
行ってみると、治安はいいし物価も安いし人もあたたか。
現在の金融危機のあと、アジアでは中国やインドはもちろん、タイやベトナムが成長するのでしょうが、
その次あたりには、カンボジアも台頭してくることだろう、、と感じました。
以上、
また行ってみたいと思える国、カンボジアの報告でした!