2017年の株式相場予想

廣田 稔

2017年01月05日 21:26



2017年の日本の株式市場、

昨日の大発会は、昨年の大幅下落と打って変わり日経平均は479円の大幅の上げ、
4年ぶりの上昇、しかも昨年来高値を更新し明るい幕開けとなりました。

今年の相場展望、、ほぼすべての専門家が口にしてるのは、「トランプ氏次第」。
要は、予測不能と言ってるようなものですね(笑)。

予測不能なのはわかっていますが、
この相場予想、毎年の恒例(笑)なのでとりあえず予想してみます!


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日経新聞1月1日付けの、毎年恒例の「経営者20人に聞く株式相場見通し」によると、

高値予想は平均で、21750円。 

安値予想平均は、17450円。

高値を付ける時期は年後半が多く、月としては「12月」の回答が最多。

安値を付ける時期は年前半との見方が強く、月としては「2月」と「5月」をあげる人が多い。

以上のような結果がでています。


私の「予想」は、、、

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今年の相場を一言で表現すると、


「トランポノミクスと為替に右往左往する、直線的乱高下相場」


そのまんま感ありありですが(笑)、やはりこんなところでしょうか。

大統領就任後のトランプ氏の動向により世界が動揺し、それに合わせて為替も大きく変動。

株価も一日で1,000円近く動いたりと、上昇も下落も直線的に乱高下するような相場展開を想定します。


以上をもとに、相場予想としては、

高値は22500円 4

安値は17000円  9

トランプ氏の1月20日の大統領就任後が不安視されていたが、

そのタイミングでトランプ大統領がサプライズな政策を発表。

それを好感し「トランプ相場」が再点火。

円安による日本企業の業績の上方修正期待も相まって、

春先にかけ大きく上昇、4月に高値をつける。

その後、米国と中国の関係が悪化、世界経済に混乱をもたらす。

さらに、大型選挙が予定されるフランスやドイツなどで反EU勢力が拡大、

夏から秋にかけ、大きく下落。 9月に安値をつける。

その後、各国による金融政策等で落ち着きを取り戻し、

年末は2万円台をキープして終了。6年連続の上昇となる。

以上、

「申酉騒ぐ」の格言通り今年も上下に大きく動き、昨年以上に振れ幅の大きな相場になる。

そんな展開を予想します。


有望業種は、
「金融」「機械」「サービス業(企業コンサル・人材サービス)」「コト消費関連」

辺りでしょうか、、。

そして今年も、、

増配や自社株買いなどの株主還元策を積極的に行う企業が、

やっぱり一番かもですね。

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以上、2017年の株式相場予想でした。

87年のブラックマンデーや97年のアジア通貨危機など、

「西暦末尾が7の年は金融危機が起こりやすい」、、なんて声もありますが、

酉年の相場は過去4連勝でもあるようです。

乱高下が予想される一年ではありますが、せめて年間通じてはプラスで終わってほしいものですね。


では年末の「検証のお時間」でお会いましょう!!




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