2007年08月18日
愛用のステレオ
ステレオ、、、この言葉を懐かしく感じるあなたは、私と同年代や年上の方でしょう。
音楽をレコード盤で聴いていた最後の世代の私です。
今回は、今でも使ってる愛用の「ステレオ」を紹介しますね。
携帯電話もパソコンもなく、もちろんインターネットもなかった1970年代後半から80年代初頭、当時の学生達の気を引いてた一つが「ステレオ」でした。
たぶんにもれず、私の趣味もステレオで音楽を聴くことでした。
高校生の時だったかな。 最初のステレオは、親に駄々こねて買ってもらったなぁ・・感謝・感謝!
システムコンポーネント型ステレオで、いわゆる一応「コンポ」でしたが、バーゲン品のシロモノ^^!で、スピーカーは箱が鳴ってる感じでしタ!
その後、アンプやチューナーなど、パーツパーツを自分で買い揃えていきました。
このレコードプレーヤーはその当時のものです。 ブランド名は「Aurex」、東芝のオーディオブランドです。
今はレコード針がだめになってて聴けません。
針を換えて、またこのプレーヤーで、所蔵するレコードを聴きたいと思ってます。
これはそう、あの 「TRIO」 のチューナーです!
チューナーの名門で、今は「ケンウッド」になっていますね。
当時、アンプと言えば 「sansui」 と言われてた、名機の誉れ高い「sansui」のアンプです。
当時かなり高価なモノで、貯金はたいて買うのに勇気がいったなぁ。
でも、現在でもバリバリの現役で、じゅうぶん元は取りました。
「Aurex」のカセットデッキ。
当時は、「レンタルレコード」が主流で、いつもレコードを借りてきては、カセットテープにダビングしてました。
レコードは、A面B面合わせて、だいたい45分に収まったので、90分テープを買ってきては1本のテープにレコード二枚を録音してました。
たまに45分以上あるレコードがあって、音をフェードアウトしたりて・・・。
カセットテープの種類も、ノーマルとかメタルとかフェリクロームとかあったかなあ・・。
カセットテープ、この時代はまだ高かったです。 「TDK」とかが人気でしたね。
そう、そしてこの頃忘れてはならないのは、SONYの「ウォークマン」の登場ですね。
当時としてはセンセーショナルなほど斬新なデザイン、カセットテープのケースより小さいサイズ。
「ソニーイズム」の原点が凝縮された名機でした。
どこで買ったかなあ、ベスト電器だったかな?
これを手にいれて、毎日腰にぶら下げヘッドホンはめてカッコよく(?)きめてました(笑)。
上の写真のウォークマンの後ろに写ってる黒い物体は、そう、単一電池用の携帯ケースです。これも携帯してました。重かったなあ、、。今ではとってもカッコ悪いですね(笑)。
旅行の時はカセットテープを10本くらい持って、それだけでカバンがいっぱいでした。
先日このブログでも書きましたが、大濠高校時代に野球部が甲子園出場し、夜行バスで応援に行った時も、しっかりウォークマンを持って行ったのを思いだします。
「TOTO」(トイレじゃないよ:笑)や、「松田聖子」とか聴いてたなあ・・・。 懐かしいかぎりデス。
これは、バイトして買った「AKAI」のカセットデッキ。 当時としては画期的なオートリバース&選曲機能付きカセットデッキです。高性能でかなり高価だったなあ。
高性能すぎて使い方が複雑で、その機能の半分くらしか使わなかったかな。今のパソコンと一緒ですね。
そして、今でも毎日聴いてる「DIATONE」のスピーカー。
「DIATONE」は、三菱電機のオーディオブランドで、スピーカーの名門でした。
ブランドとしては一度撤退しましたが、今また復活してるようです。
20数年前に購入した時と同じ音を、今でも私の部屋中に鳴り響かせてくれます。
その後オーディオ機器は、音楽に映像を組み合わせたレーザーディスク(LD)など、オーディオディスクが登場し、CD、MDが時代の主流になりました。
これは、私が初めて買った「PIONEER」のCDプレーヤー。もちろん今でも使っってます。
そしてさらに現在の「iPod」へ、と劇的に進化しています。
昔は、レコードやCDのジャケットを自分の部屋に飾ったり、カセットケースに曲名書いたりと、音楽は「集める」趣味だったと思いますが、今では「聞き流す」趣味に変わったように感じます。
「アナログ」から「デジタル」へ変わっていくと同時に、
音楽は、「コレクション」から「消費」へ。 と言ったところでしょうか。
昔のオーディオマニア小僧としては、ちょっぴり寂しい時代となってしまいました。
でも、変化・進化は世の常。 「温故知新」の心持ちで処世にあたっていきたいと思ってます。
今回のブログは、すっかり「自分の思い出のページ」になってしまいました。 ご勘弁くださいませ!
p・s
オーディオ懐古録、、、誰かがこんなページを作ってたので、ご参考までに紹介しておきますね。
Posted by 廣田 稔 at 13:37│Comments(0)
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